鋼の錬金術師のネタバレ!物語に隠された謎や最終回まとめ
漫画・鋼の錬金術師は、重いストーリーの中に人間関係の重要性、厳しい環境で生きていくことに対する難しさなどが描かれています。
多くのファンが誕生し、漫画界からも高い評価を得てきた本作も108話を持って最終回を迎えました。
そんな鋼の錬金術師ですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、「鋼の錬金術師」の物語に隠された謎や最終回についてネタバレしていきます。
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ネタバレ1:ファン絶賛の完璧すぎる最終回
鋼の錬金術師は、エドワードとアルフォンスのエルリック兄弟が、亡くなった母親を蘇らせようと人体錬成を開始。
しかし当時の2人には難しすぎたようで失敗し、その結果兄弟は大きな代償を支払うこととなります。
エドワードは片足と片手を失い、アルフォンスにいたっては体ごと持っていかれたので魂を鎧に付着させて「さまようよろい」状態。
家を焼いた2人は故郷を出発し、「賢者の石」を求める旅が始まるのでした。
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こうして鋼の錬金術師の旅がスタートする訳ですが、その結末はどうだったのか、以下からネタバレをしていきますね。
誰がラスボスになるのか読者の多くが様々な人物を予想していましたが、「お父様」であることが判明。
お父様との戦いにおいて、エドワードは右腕のオートメイルを失う結果に。
これでは錬金術が使えず敗北は目に見えており、どうしようか悩んでいたところアルフォンスのことを思い出します。
弟のアルフォンスは、自身の魂を定着させたときにエドワードの右腕を犠牲にしたことを思い出したのです。
そこでアルフォンスはエドワードに、自身の魂の定着を解除してエドワードの右腕を戻し、自身が消える選択を取ります。
アルフォンスは錬金術師として最後の錬成に行くと伝え、エドワードは扉の前で対価を問われた際に自身の錬金術師としての能力を差し出すことを決意。
エドワードは「正解」と言われ、真理は負けたことを宣言。
扉の中にいたアルフォンスと共に、エドワードは皆のところに戻っていくのでした。
それから2年の月日が流れ、アルフォンスはシンに、エドワードは西に向かうことを誓います。
ウィンリィと将来を誓い、エドワードは新たな旅に出たのです。
こうして、鋼の錬金術師は最終回を迎えた訳ですが、そのあまりのハッピーエンドさに、「これぞ最終回!」とファンから絶賛されました。
ネタバレ2:誰もが衝撃を受けた実写映画版の内容
鋼の錬金術師は2001年から2010年にかけて連載された人気作品であり、アニメーション制作も行い高い視聴率を記録しました。
連載が終了した後でも、コスプレをする人が登場したり、二次創作に勤しむ人がいたりと大きな話題に。
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そうした中、2017年12月に実写映画が上映されることとなり、原作ファンを中心に大きな関心事となりました。
試写会が終了した時点で、ネット上の有名レビューサイトでは、最高評価を付ける人が続出し、全体公開をしていない中において異例ともいえる評価を記録。
大きな期待がかかりながら公開された鋼の錬金術師の映画ですが、その内容には評価が大きく分かれています。
- これは映画ではなく素人が多額の予算を投じて作った駄作である
- 原作者はどうしてこの内容でOKを出したのかが気になる
- 漫画を実写する流れをどうにかしてくれないだろうか
- これはこれで素晴らしく面白かった
- 実写だからこそ伝わる内容もあるし映画として最高の出来栄えだった
このように評価が分かれている訳ですが、ではその内容とはどのようなものだったのかネタバレしていきますね。
実写映画化というだけあって、基本的には原作の通りに話は進んでいきます。
そして何より、世界観を壊さないためにCGが多く使われているのですが技術力が高く、アルフォンスが実に良い出来栄えでした。
また中性ヨーロッパのような背景を作り出すのにも、映像技術がふんだんに用いられています。
原作の内容通りに進み、ラスボスを倒してラストもハッピーエンドという形で終わりを迎えた訳ですが、続編があるような含みを持たせている所が原作と少し違うところ。
興行収入などを考慮に入れて、続編を作るかどうか決めるのでしょうね。
ネタバレ3:ホーエンハイムに隠された事実
鋼の錬金術師に登場する「ヴァン・ホーエンハイム」は、物語に欠かせない登場人物の一人に数えられています。
謎が多く、何をしているのかも不明でありながら主人公兄弟の父親という立場のため、読者の間でも「何か重大なカギを握る」と言われていました。
そしてストーリーが進んでいくと、彼には隠された事実が存在すると分かったので以下からネタバレしていきますね。
エドワードとアルフォンスの父親は、一人で旅を続けておりそのせいで母親が苦労して若くして死んでしまったと思い込んでいる兄弟。
そこから息子との確執などが生じる訳ですが、実は青年時代にとんでもない経験をしています。
ホーエンハイムは「クセルクセス」という、文明が非常に発達した国で奴隷として生活していました。
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そんな時、彼はフラスコに入ったホムンクルスと出会い錬金術を使えるようになり、奴隷状態から抜け出します。
王が不老不死の力を手に入れたいと願っていたので、錬成陣を作り発動しようとしたとき、ホムンクルスはホーエンハイムを自身の入れ物として自立し、彼は賢者の石を体内に入れられ不老不死となりました。
独り旅することとなったのです。
その後、妻となる女性に一目惚れして結婚し、2人の子供が誕生します。
元の体に戻るためにホーエンハイムは旅を続け、そのために息子との間に確執が生じてしまったんですね。
そして息子たちが求めていた賢者の石は、ホーエンハイムそのものであるという事実はかなり衝撃的なもの。
最終的にエドワードたちと和解したホーエンハイムは、死闘を繰り広げ妻「トリシャ」が眠る墓の前で静かに息を引き取りました。
壮絶な人生を歩んだホーエンハイムは、まさに物語において欠かせない重要人物と言えるでしょう。
まとめ
ここでは、「鋼の錬金術師」の物語に隠された3つの謎をご紹介していきました。
鋼の錬金術師は、少し重たいストーリーが続くものの多数のファンを抱える人気作品です。
最終回は誰もが納得できるハッピーエンドとなっており、読者の多くから「満足できる最終回にしてくれてありがとう」との声があったほど。
実写映画は意見が割れていますが、続編の可能性も浮上しているので楽しみにしたいですね。