プライドの能力がヤバイ!結末や正体、名言まとめ

鋼の錬金術師 プライド

 

鋼の錬金術師に登場するキャラクターの中で、敵役でありながら読者からの人気も高く物語に深く入り込んでいるのが、「プライド」です。

 

お父様と呼ばれるホムンクルスの創始者から、「傲慢」を抜き取って誕生した経緯があり、一番最初に創始されたという意味で特別な存在。

 

そんなプライドですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?

 

ここでは、プライドの性格や活躍、能力や結末などについて紹介していきます。

 

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1.プライドに見られる傲慢な特徴

 

鋼の錬金術師 プライド

 

鋼の錬金術師の中で重要な役割を果たす「ホムンクルス」は、本作のラスボス"お父様"が作り出した存在です。

 

お父様の中にある七つの大罪をそれぞれ分離し、一体ずつのホムンクルスが誕生しその名前の通り「傲慢」という特質を受け継ぎます。

 

一番最初にお父様から分離して作られた点を、彼は誇りに感じており「始まりのホムンクルス」と名乗っている所から分かるでしょう。

 

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お父様の結末が悲惨…
意外な正体や目的、能力まとめ

 

その傲慢な気持ちは、他の仲間であるホムンクルスにも向けられており、弟のような存在を「駒」として扱うことも少なくありません。

 

弟たちが苦しい目に遭っても、本人の心が何ら揺り動かされることはなく、目的を果たすためなら使えるものならとことん使います。

 

そしてプライドは、七つの大罪が切り離されて作られたどのホムンクルスよりも、お父様に忠実でありそれは物語で一貫していました。

 

後述するように、プライdは「キング・ブラッドレイ」の息子「セリム・ブラッドレイ」を名乗り日々の活動を歩んでいるのです。

 

 

2.プライドが持つエグい性格とは?

 

鋼の錬金術師 プライド

 

鋼の錬金術師のプライドですが、どういった性格をしているのでしょうか?

 

  • 傲慢
  • 残酷
  • 冷酷
  • 無感情
  • 無関心
  • 一途
  • 自己犠牲的

 

七つの大罪のひとつ「傲慢」が切り離されて誕生しただけあり、やはり傲慢な性格が作中でよく表現されています。

 

そして情けをかけることも、同情心に動かされることもなく、自身の目的達成のためなら弟たちでさえ駒のように扱うのです。

 

弟たちは、そんなプライドを非常に恐れておりサボりぐせがある弟は、プライドから名前を呼ばれただけで仕事を再開したほど。

 

それだけ萎縮しているのは、プライドが無感情で無関心な性格を示し、そして冷酷な一面を覗かせているからに他なりません。

 

ところが、プライドはお父様に対しては絶対的な忠誠心を持っており、お父様のためなら命を投げ出す覚悟ができています。

 

という点を考えるなら、一途で自己犠牲的な面も性格における重要な点と言えるでしょう。

 

 

3.プライドの「心情」が変化した理由が衝撃的だった…

 

鋼の錬金術師 プライド

 

主人公らに敵対するプライドは、ブラッドレイ家に養子としてもらい受けた子供という役割を演じています。

 

読者の中には、「お父様が、どうして子供の容器をプライドにあてがったのか」という点で疑問を感じる人が多いです。

 

子供の容器であるために、パワーもスピードも他のホムンクルスの中では最弱となってしまいました。

 

それでも能力は高かったのを考えると、お父様は「傲慢」という特質が最も強烈であり、自身を裏切った場合を想定して子供の容器をあてがったと考えられています。

 

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お父様ですら危機感を覚えるプライドの凶悪性ですが、実は本作の中で少しずつ心情に変化が表れていたのをご存知ですか?

 

同情心を示さず相手が何を考えていようと、動じることのない敵役として申し分のない態度を示していたプライド。

 

ところが、自分の正体を知らずに本当の息子のように愛情を注いでくれた、「ブラッド夫人」に対しては母親としての特別な感情を抱きます。

 

傲慢な特質を受け継いだプライドにとってみれば、愛情とはかけ離れた存在でありそこに何か特別な思いを向けるとは考えにくいもの。

 

それでも、ブラッドレイ夫人の愛情がプライドの心を少しずつ動かしていき、心情に変化が訪れたのです。

 

無償の愛は、プライドを変えていきました。

 

 

4.プライドが持っているヤバい能力

 

鋼の錬金術師 プライド

 

「始まりホムンクルス」と自ら名乗り、傲慢な態度で弟たちを震え上がらせているプライド。

 

最初に造られただけあって、お父様に似た特質を最も強く受け継いでいる関係で能力がズバ抜けて高いです。

 

彼が持つ能力で他のホムンクルスに見られないのが、「他のホムンクルスを吸収できる」というもので、弟たちからしてみれば恐怖しかありません。

 

自らが持つ賢者の石のエネルギーが足りなくなってきたと感じたとき、グラトニーを食べて彼が持つ賢者の石と嗅覚を継承しました。

 

他のホムンクルスだけじゃなく、人間のエネルギーを摂取するというのも可能で、彼がその気になれば多くの人間を犠牲にできます。

 

また、プライドは本体が持つ「影」を自由自在に操ることができ、強度も変えられるので攻守ともに万能な性能を持っているのです。

 

陰があれば媒介にして、どこへでも伸ばせますし、アルフォンスに対しては影で自由を奪いさらには意識すら乗っ取りました。

 

ここまでで分かるように、プライドが持つ能力はけた違いの高さを持っており、弟たちが震え上がるのも理解できますね。

 

 

5.プライドが迎えた意外な結末とは?

 

鋼の錬金術師 プライド

 

敵として登場したプライドなので、いつかは主人公側の手によって終わりを迎えと予想できます。

 

そしてプライドもその例に違わず、やはり終わりを迎えた訳ですがそれがとても意外な形だったので、読者の多くが意表を突かれました。

 

以下から、プライドの最終部分の活躍から結末までをまとめてネタバレしていくので、閲覧注意でお願いします。

 

お父様の「約束の日」に、目的を達成するためにプライドは率先して動きました。

 

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しかし最後の人柱「マスタング」の扉を開かせるために、強制的な手段を講じるものの、その代償により身体が崩壊を開始。

 

元々の本体ではなく、「容器」が破壊されたので、新しい入れ物が必要となり手頃なエドワードに狙いを定めます。

 

ところが、それよりも前にエドワードに入り込んでいた「キンブリー」が意識の中に出現をして妨害を開始したことで、乗っ取りは失敗。

 

エドワードは「賢者の石」として、プライドという侵入者を排除するために動き、プライドは手の平サイズの胎児に似た本体を引き出され体が離散するかたちで敗北しました。

 

エドワードがプライドの中に入ったとき、彼が最後に思い浮かべていたのはお父様ではなく、両親として育ててくれたブラッドレイ夫妻だったのです。

 

お父様以上の存在などプライドにとってみればあり得ないと思っていたでしょうが、実際は家族として両親から受ける愛情に安らぎを得ていたことがよく分かります。

 

胎児のような形になった本体は、ブラッドレイ婦人に引き取られ彼女の愛情を受けたまっすぐな少年へと成長。

 

それ以前の記憶を喪失しているので、普通の子供としての人生を歩むこととなりました。

 

「プライド」という形では結末を迎えましたが、新しい人生を歩み出したという点ではホムンクルスの中での唯一の生き残りと言えます。

 

 

6.プライドが残した「感動する」名言特集!

 

鋼の錬金術師 プライド

 

鋼の錬金術師に出てくるプライドですが、いくつかの名言を残しており読者の心をアツくさせています。

 

以下から、プライドが残した名言の中でも特に注目されているものを、厳選して紹介していきますね。

 

  • 私は「始まりの人造人間」。名は「傲慢」です
  • 私はいつでも貴方を、影から見ていますからね
  • 外見など記号でしかありませんよ小さい錬金術師のお兄さん
  • 気付いちゃいました?困りましたね。うちのお義母さんおしゃべりが好きで

 

普段のプライドは物腰が柔らかな少年を演じているので、口調は紳士的な印象を受けるでしょう。

 

それでも、核心をついた発言も多くあるので名言として支持されています。

 

 

まとめ

 

鋼の錬金術師 プライド

 

ここでは、プライドの性格や活躍、能力や結末などについて紹介していきました。

 

プライドはその名前の通り「傲慢」な特質を、お父様から受け継いでいるのでそれに準じた性格が見られます。

 

作中でも弟同然の他のホムンクルスを吸収するなど、その能力は突出しており大きな影響を本作に与えました。

 

結果的に唯一生き残ったホムンクルスになりましたが、その記憶は喪失しブラッドレイ夫人の愛情を受けてまっすぐに育つ少年になっています。